2009/10/02

大腿骨頸部骨折

 認知症の母(85歳7月)が9月28日月曜日に右大腿骨頸部を骨折し入院、本日10月2日に手術となりました。
 その間、病院へ見舞いに行くと骨折しているという認識もなく、点滴針や導尿カテーテルも自分で引き抜いてしまう始末。
 手術までの数日で認知症が進んだ感じです。 (痛み止めや催眠沈静剤の影響もあるとは思われますが)
 見舞いに行っても
「誰に聞いてきたのか?」
「お父さんお母さんに言うと心配するから言わないで。」(20年以上前に既に亡くなっています。)
といった感じ。
 しかし、看護師さんたちに私を「うちの息子です。」と紹介するあたりは間違っていませんでしたが、、、。

 人口骨頭を入れて足は自由の身となりましたが、上記のような症状もあるため軽い拘束状態です。

 認知症といっても徘徊等はなく、食事や排泄、自分の身の回りのことは出来ていましたので、どの程度回復するか(リハビリに取り組めるか)気がかりではあります。(麻酔からの覚醒途中のほうがここ数日よりかえってはっきりしていたような)

・・・・・ 一方 ・・・・・・ 

 足が痛いと言って倒れている母の血圧と体温を測り、
「言葉もはっきりしているから脳溢血ではない。」
と言って私の職場に電話してきた父。
 私が
「足が痛くて動けないのだから足が悪いのだろう。」
と言うと
「それなら暫く擦ったら治るだろう。」
との返事!
!ブチッ!
「血圧測っても治せるわけじゃなし、捻挫か骨折だから病院に行け。整形外科!だいたい、人が倒れていたらまず救急車だろう!!」
父「おれはそんなことは知らなかった!年だからわからん。病院も決まってないのに救急車呼べるか!」
 結局病院に行ったのは倒れてから4時間後でした。
 1秒を争うような疾患ではなくて良かったものの、こちらもかなり判断力が低下しているようです。
88歳10月にしては頭もよく回転するようですが、回転の方向がかなり「ズレ」まくっています。

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