2007/09/27

VAIO U50のHDDをSSD化する。 その4


10.あとは、元どおりに組み立て。
私はちょっと心配だったので、ケースをくみ上げる前に動作テスト。


 おーっ「ようこそ」画面が!
「やったぜ」とひと安心。


 ところがVAIO画面から先に進まない!
一旦電池を外し、リセットボタンを押して、再び電池を取り付け直してからスイッチONするも症状は同じ。
「えーっ、また1から転送?それとも失敗?」と思いつつ、とりあえず、「タスクマネージャ」を開いて「再起動」したところ、なんと無事に起動できました。
なぜ、タスクマネージャからの再起動だとうまく行ったのかわかりません。
原因分かる人は教えてください。


ということで、
元どおりにくみ上げ完成。

 Windowsを何度もアップデートしたり、ソフトをいろいろ入れたりという間に、マシンの起動もソフトの動作もあまりに遅くなったので(このところ急激に遅くなって、OEやIEを開くのもモッタリしてましたので、ひょっとするとHDD辺りに不具合があったのかもしれません。不良セクタも出始めていましたので。)
メモリを512MBにしようか(といっても海外通販しか道は無し)、いっそ別の機械に買いなおそうかとも思っていたのですが、これくらいの速さになれば、不自由は感じません。買った当初よりは早くなったと思います。


 元の状態のベンチマークをしていませんので定量データがなくてごめんなさい。
そのうちSSDに取り替えた状態のベンチをしてみます。
 でも、「SSD代59,800円無駄にならなくて良かった。」と言うのが私の個人的感想です。(もっと安くなりそうですが待てませんでした。)

VAIO U50のHDDをSSD化する。 その3



7.HDDを止めているネジ1個を外し、もともと付いていたMK2004GALを
スライドさせながら引き抜きます。


8.HDDには防振用のゴムが付いていますので、これを外し、ゴムは殻割したSSDに付けます。
このゴムを利用し、HDDを止めていた金具にSSDを取り付けるとちょうどよい感じです。
(SSDの防振は必要ないと思いますが、これを付けないとガタつきがあるので、そんなふうにしてみました。)

 9.SSDは外したシェル側の面が、U50の基盤に対し上になるように取り付けます。

その4はこちら

VAIO U50のHDDをSSD化する。 その2


U-50の分解
4.バッテリを外し、「はがしたら保障無効」のシールをはがし(どうせ保障期間外!)、その下に隠れているねじを含めて10本のネジ(⇒のマークがあります)を外します。


5.裏ブタを外し、次に外枠を外します。
外枠は少し外に押し広げるようにしながらパキパキッと外しますが、このときに、メインSWや無線LANのSWとそれを動かす部分を壊さないように注意しましょう。
(元に戻す時は、このSWと、SWを動かす部分の溝を合わせるのを忘れないでください。)

6.HDDは1枚目の基盤と2枚目の基盤の間に隠れています。
3箇所のフィルム配線は茶色の止め具を起こして外します。 次いで、DCコネクタを止めているねじも外します。
ほかにも繋がっている線があるので、引っ張らないように気をつけながら1枚目と2枚目の基盤を離します。 これで、HDDが外せるようになります。
その3はこちら

VAIO U50をSSD化する。 その1


 VAIO U50のHDDをSSDに交換して、ゼロスピンドル化しました。
 (うーん、冷却ファンは回転してるけどいいよね。)
 お決まり事ですが、これは私の例であって、皆さんのVAIOでも問題なく動作するかどうか分かりません。
 もしうまく行かなくても私は一切責任取りませんので、もし同様の改造をされる場合は「自己責任」でお願いします。うまく行かずにあなたのVAIOや、高価なSSDがゴミになっても、私には一切責任ありませんからね。

 また、質問にも答えられません。(それほどの技量は無いのです。)
 あ、部品取りの為にいただくことなら出来そうです。

 参考にしたホームページ(謝辞)
VAIO HOT Street 内の
「HDD交換 -今度はTypeU -」
カネヤンRさんの投稿 
→U50の分解の参考になりました。SSD化の足がかりとなりました。ありがとうございました。


pocketgames PDA秘宝館 W-ZERO3応援団の
「LIFEBOOK U8240のSSD換装は可能か?」
の記述
→SSDとして「MCBOE32G8APR-0XA」を購入する決断がつきました。ありがとうございました。


 まずは外付けのHDDケース(私が使ったのは日立と東芝50pinの両方が使えるやつです。)にMCBOE32G8APR-0XA(以下「SSD」と称す)を装着。
 USBでつないでユーティリティ(むかーーーしに買ったまま未開封だったHDD革命コピードライブがあったなと、、、)を使い本体HDDのデータを一括転送しました。
 購入したSSDはFAT32でFormat済みでしたが、ユーティリティによってはそこまで面倒を見てくれるので気にしないで良いと思います。


SSDの殻割
8mm厚のSSDを5mm厚にするために「殻割」という作業があります。
1.SSDのShellを止めている4つのネジを外します。

2.ShellとSSD本体の間のわずかな隙間を、マイナスドライバーで少しずつ丁寧にこじりながら外します。
*シェルは両側外さなくても、ふくらんでいる方だけ外せば十分薄くなりますので、どうしても見てみたい人以外は、安全のためにもいじらない方が良いと思います。
その2はこちら

VAIO U50 のSSD化 その序

2007/09/23 SONY VAIO U50をSSD化しました。
買った当初は気にならなかったスピードも、OSのアップデートやソフトのインストールの度にどんどん遅くなり、じれったくてメモリを探しましたが「無い」。
かろうじて海外通販で見つけましたが、$330+送料。
「最近HDDの調子が悪くなってきた。」
「SSD化すると速いらしい。」
「SSD化で振動に強くなり、起動したままの持ち運びも安心。」
という身勝手な思い込みで、やっちまいました。
30GのHDD増設+メモリ512化=5万円
32GのSSDが6万円(もう少し待つともっと安くなるか?)
「ゼロスピンドル」のメリットを考えると1万円程度の差は許容範囲かと、、、、。

SSD殻割、U50分解など写真も入れて、この場に残すことにしました。

ヒント:U50  U71 MK2004GAL Toshiba 50pin MCBOE32G8APR-0XA00 Samsung

つづく