2017/06/23

フリラユーザーをフリラーというのかな

ライセンスフリーラジオ(フリラ)とは・・・電波を出す装置を扱う以上、その目的に応じた無線従事者の資格が必要です。しかし、一定の制限のもと、無線従事者の資格を有していなくても使用できる無線機(トランシーバー)が販売されており、主に工事現場の交通整理連絡、倉庫管理や店舗内の呼出用など近距離の連絡に使用されています。また、それらのトランシーバーを使って家族や仲間、見知らぬ人たちと交信を楽しんでいる方々もいます。このように、資格の要らない無線のことをフリラと呼んでいるようです。
他に資格も免許手続きも不要なものとしては、無線LAN(Wi-Fi)などがありますが、これはフリラとは呼ばないようですね。。
(携帯電話/スマホはサービスを行っている会社側で一括して免許を受けている)
御注意:インターネット上では、日本国内で使用すると電波法違反となるトランシーバーが格安で販売されています。これらのトランシーバーを購入された場合、電波の出せる状態で所持しただけで「電波法違反」として検挙される場合があります。無線機の購入に際し「免許不要で10km通話可能」とか「特定小電力対応」などと記載された無線機については、日本の法令に沿ったもの(技術基準適合証明/技術基準適合認定機種)かどうか、よく確かめてから購入してください。
「免許不要」→「免許が下りない」、「特小対応」→「特小の周波数に法外の高出力」であったり、なかには「日本の法令に従って使用してください」と書いてあっても、日本の法令では使用できない例もあります。

(1)特定小電力(特小)トランシーバー(422MHz帯)と特小リピーター(中継器)
最も手軽にフリラを始める方法は、資格不要で免許等の手続きもいらない特定小電力トランシーバーを利用することです。特定小電力トランシーバーは買ってきてスイッチを入れれば(もちろん電池は必要)すぐに使えるというものです。
送信出力は僅かに10mW(0.01w)のUHF(地デジの周波数のちょっと下のほう)電波なので、建物の影に入ると100m位で聞こえなくなるほど微弱ですが、見通しさえ確保できれば数km程度の通信が可能です。山頂間などでは100km以上の交信実績もあり、微弱電波で遠くと交信することを楽しんでおられる方もいます。
本来、呼出チャンネルは設定されていないのですが、愛好家の皆さんはL3で呼出を行い、他のチャンネルで交信するような使い方をされています。
特定小電力リピーターは、中継器に対応(中継子機モードがあるもの)した特定小電力トランシーバー同士の交信エリアを拡大できる中継装置で、お互いに見通し外でもそれぞれからリピーターが見える位置にあれば交信できるようなります。全国各地にボランティアで設置され、趣味や防災などに役立てられています。「特小リピーターリスト」などのキーワードで検索されてみてはいかがでしょうか。
当方では、太陽電池セルと小型バッテリーを組み合わせた無停電電源装置を用い、停電時にも運用できる特定小電力リピーターを伊万里市内に設置予定です。現在は災害時及び災害の発生が危惧される場合に、リピーター単体で運用しています。モード-チャンネル-トーンの子機設定は3A-L13-08としています。
(チャンネル表記はアルインコ社の表示を参考にしています。)

(2)デジタル簡易無線登録局(351MHz帯)(デジ簡)
特定小電力トランシーバーと比べて500倍(5W)の高出力で使用することのできる「デジタル簡易無線登録局」も、資格が不要な無線局です。
「デジタル簡易無線登録局」は、無線従事者等の資格が不要なところは「特定小電力トランシーバー」と変わりませんが、(1)で述べたとおり、特定小電力トランシーバーは何ら手続き不要で買ってすぐに交信可能なのに対し、「登録局」の名称のとおり地方総合通信局に簡単な「登録」手続きを行った後に使用することができる仕組みになっています。登録の期間は5年間で、期間満了前に更新手続きを行えば引き続き使用することができます。登録せずに送信すると電波法違反になるので注意してください。送信電波にIDが含まれていて、取締当局はその機械が登録されているかどうかわかる仕組みのようです。
愛好家の皆さんは、呼出周波数の15チャンネル(以下「15ch」)を聞いています。15chは全国共通の呼出周波数になっていて、ここで相手を呼び出した後に他のチャンネル(サブチャンネル)に移って交信します。呼出周波数で交信を続けることは他者の迷惑になりますので止めましょう。
なお、仲間と予め交信チャンネルと秘話コードを決めておき、初めからそこで交信することもできます。そのチャンネルを他者が使っている場合は、トランシーバーから電波が出ない仕組みになっていますので御注意下さい。秘話コードが一致しないと信号が入感していてもトランシーバーから音声が出力されませんので、先に使っている人がいるかどうかはトランシーバーのSメーター(携帯のアンテナマークのようなもの)やLEDインジケーターで確認する必要があります。
「デジタル簡易無線登録局」愛好者の方々の中には、アマチュア無線のように不特定多数との交信を楽しむために15chでCQ(各局)呼出を行う方もいらっしゃいますが、やはり、交信は空いている他のチャンネルに移って行われています。愛好者の方たちの秘話コードは「27144」(公開されているので秘話コードとは言えないかも)を推奨しているようですが、地域によっては秘話コードを設定しない場合や27144ではない場合もあるようです。
なお、(1)や(3)は本体に取り付けられたアンテナ以外のアンテナを使用すると違法になり(そもそもアンテナを取付、取外しできる構造ではない)ますが、デジ簡にはアンテナ端子がついていて、指定された範囲の高性能なアンテナに取り替えることができるようになっています。
当方では、災害時や災害の発生が危惧される場合に15chを受信し、サブチャンネルで交信する際の秘話コードは当分の間設定しないつもりです。

(3)市民ラジオ(シチズンバンド、CB)(27MHz帯)
短波帯の上のほうに位置する27MHzに最大出力0.5Wで8つのチャンネルが認められており、電離層の状態によっては1000km以上の相手と交信することができます。
私が子供のころのフリラといえばこれでしたが、当時はそういう言葉もなく、所謂トランシーバーごっこでした。当時も交通整理やイベントに使用されていましたが、1970年ころから米国向けの高出力無線機が国内で違法に使用され(違法市民ラジオ/違法CB)これら違法局に占領されてしまって使い物にならなくなってしまいました。
また、テレビ、ラジオ、館内放送などに電波障害を発生させ、会話内容も下品なものが多く、一般の方から見ると、これら違法局と正規に免許を受けたアマチュア無線局の区別がつかずに「無線が趣味」→「電波障害」→「悪者」と誤解される迷惑な存在でした。携帯電話の普及と取締りの厳格化で違法局は激減しましたが、今でも僅かに存在しているようです。
現在、合法的な運用は、最大出力0.5Wで指定の8チャンネルに限られます。大手メーカーは撤退してしまい中古機しか入手できない状態でしたが、この中古機も電波法の改正により「新技適」に適合しているか審査を受けなければならず、適合しないものは2022年(平成34年)11月30日で使用できなくなります。
幸いなことに、新技適に対応できるようにする改造サービスや適合するトランシーバーが発売され、これらを使用すれば2022年以降も電波を出すことができます。フリラ愛好家の方々は27.144MHzを好んで用いられるようです。
(1)や(2)のトランシーバーはアマチュア無線機のメーカーも発売していますが、市民ラジオの機械は発売していませんので、メーカーさんには無線通信の登竜門としてぜひ取り組んでいただきたいと思います。
当方には2ch対応のトランシーバーしかなく27.144MHzには出ることができませんが、アマチュア無線機の広帯域受信機能を使って受信すると、電離層の状態が良い(スポラディックE層=Eスポと略す)時にはかなりアクティビティがあるようです。しかし、中国~東南アジア方面からと思われる混信もあります。

(4)パーソナル無線(903MHz帯)
パーソナル無線は既に制度の廃止が決まっており、現在免許を受けている局も2022年(平成34年)11月30日までで、廃局することになります。(3)の違法CBと同様に違法改造機によるチャンネルの占有や高出力パワーブースターの使用など不法運用が蔓延り混乱する一方、携帯電話の普及とともに急激に局数が減少し、閑古鳥のようです。
私は、ここに関しては機械すら所有したこともなく、たまに受信機やスペクトラムアナライザー(スペアナ)で観測してみますが、既に当地域では全く電波が出ていないようです。

おまけ
フリラで無線通信に興味を持たれたら、ぜひアマチュア無線の世界も覗いていただきたいと思います。無線従事者の資格(アマチュア無線技士1~4級)と無線局免許が必要ですが、第1級アマチュア無線技士の資格を取り無線局の検査を受けて免許を下すことができれば、特小の10万倍、デジ簡の200倍の1kW出力(固定局)で運用を楽しめます。
移動する無線局の場合、3級以上の資格を取っても最大出力は50Wまでなので、デジ簡の10倍止まりですが、様々な通信方式(電波形式)が楽しめ、アンテナの自由度も高いので別世界といえる電波の飛びを体験できるでしょう。電離層を利用できる短波帯では、50Wの出力で世界中と交信可能です。
これとは逆に5W以下〜特小並みの低出力(QRPという)で何処まで遠くと交信できるかに挑戦している方もいます。

※ 何れも通話料は完全無料ですが、デジ簡、パーソナル、アマチュア無線は、年に数百円程度(月に数十円)の電波利用料を納める必要が有ります。

2017/06/18

VXD1入手

VXD1を入手しました。
現在登録申請中。
これで、
特定小電力 0.01W
デジタル簡易無線 1W(5W)
アマチュア局 1kW (USについては1.5kW)
一揃いしました。
ライセンスフリーの呼出符号に関しては昔の免許「さがA46」、「さがA47」をそのまま引き継いで使用しています。
災害時/防災の必要時には特小リピーターも開局します。アクセスは3A-L13-08です。





2017/06/03

アルインコ DJ-R100DL取説覚え

 DJ-R100DLとCH27Bではちょっと使い方が違うし取説は持ち歩かないだろうから、覚えというか簡易な取扱説明書。
※チャンネルのダイアルを1回チョン押しすると音量ボリュームに変わる
※チャンネルのダイアルを2回チョン押しすると、グループトーンの切替(08=88.5Hz)----グループキーでグループモードに入る/もう一度押すと解除
※ファンクションキーを押して次にモード(モニター)キーを押すとモード設定に入るので、ダイアルツマミでモードを切替える
-1は通常の交互交信(単信)
-2は同時通話(複信)
-3は中継子機 一般的には3A
(DJ-CH27Bはモードの1と3が連続しているのであまり意識しないで切り替えられているがDJ-R100DLはモード切替操作が必要)
-5は中継親機 A/B切替はファンクションキーを押してPTT下のボタンで行うが、一般的な親機のモードは5b(これで子機から3Aでアクセスする)
 他のモードはあまり使わないだろうから省略
※ファンクションキーを押し、ダイアルでメモリーしたい番号を選び、グループキーを2秒長押しすると現在のチャンネル/設定がメモリーされる。メモリーチャンネルの呼出/解除はグループキーを2秒長押し
※ファンクションキーを押しダイアルツマミを1回押すとセットモードに入る
-ダイアルツマミを回して設定内容の変更
-ダイアルツマミを押すごとに設定項目の変更

DJ-R100DL特定小電力トランシーバー

先日のDJ-CH27に続き、アルインコの特定小電力トランシーバーDJ-R100DL(中古)を入手しました。
伊万里市内某所にて時々リピーター実験運用中です。
アクセス側の設定は3A-L13-08でお願いします。
これから災害時対応のため、WallBoxに入れて、バッテリー+ソーラーで運用できるようにする予定です。
特小についてはちょくちょくL3も聞いていますが今のところ呼出を聞いたことはありません。残念。
なお、JA6YKK-ND(WIRES-Xノード22487)430.74は、地震、大雨、台風などの災害が発生した場合(おそれの場合も)にはその地域周辺(発生地域に直接繋がらなくなる事も想定されますので「周辺」と入れていますよ)のルームに接続して運用します。特に九州エリアの場合は長崎や鹿児島の日赤のノードと接続しています。
何もないときは、ほぼ毎日、夕方から23時くらいまでオールJA CQルーム(20510)に接続していますですので、どなたでも御自由にお使いください。

2017/05/26

郵便料金の値上げ

2017年6月1日から郵便ハガキが62円になりますが、定形外郵便にも若干の変更が有ります。
定形外が、規格内と規格外に細分化されますので要注意です。
なお、年賀ハガキは据え置きの52円。
表は間違っているかもなので、ちゃんと確認してくださいね。責任は取れません。


2017/05/19

アルインコ DJ-CH27

こちらは「さがA46」「さがA47」です。
Alinco特定小電力トランシーバーDJ-CH27(中古品)を導入しました。
ライセンスフリー(免許の要らない)の無線をフリラ(フリーライセンスラジオの略かな?というよりライセンスフリーラジオの略で、ラはライセンスでは無くラジオにかかっているのでは?)といっています。
CH27Bの簡易な取説メモ
※トーンスケルチ設定
 グループキー(=トーンスケルチ)でトーン呼び出し
 ファンクションキーを押しながらCH▲▼でグループ番号=トーン番号を選択。
 一般的なリピーターのトーンは番号08の88.5Hz。
※スケルチオープンは
 CHキー▲▼同時押し。
※セットモードに入るには
 ファンクションキーを押しながらグループキーを押す。
※リセットは
 ファンクションキーを押しながら電源ON。
※デュアルオペレーションは
 現在のチャンネルをグループキー長押しでメモリー(サブ)し、もう一つのチャンネル(メイン)に切り替えてから一旦電源を切って、CH▼キーを押しながら電源ONするとDUALと表示されて、約一秒ごとに両方のチャンネルがワッチ出来ます。
 PTT1回押しでメイン、2回押しでサブを送信できます。電源切ればデュアルは解除。
 電池は3.7V/980mA、型番EPB-80。
 外部スピーカーマイクはマイク用とスピーカー/イヤホンが別れている2ピンのタイプ。
 取説はメーカーサイトからPDFをダウンロード出来ます。
 さて、CH27ですが、内蔵マイクは前面パネル側に付いていて本体基板には半田付けされていません。マイクの足(端子)が基板に押し付けられて接触しているだけ。
 なので送信不具合のガリが出やすいようです。私の購入した中古品はガサガサ言って何を言っているのかちょっと〜〜(さらに、ときどき声が途切れて無音)な状態でした。
 開けてみて(ネジは極小Y)「なるほどこういう仕組みではね!」と言う具合。取り敢えず綿棒にCRCで解決しましたが、送信中に強く握ったりアンテナが何処かに当たったりすると「ガサッ」と入ります。導電グリスあたりで処置するのが良いかも。
 特小の呼出チャンネルはアルインコでいうとL03、スタンダード3、ケンウッドh3、アイコム14かな。周波数でいうと422.2250MHz。
 スケジュール応需可能です。